あざ・う【糾ふ】
[動ハ下二]組み合わせる。より合わせる。あざなう。「膝を地に着けて二の手を—・へて地に伏して」〈今昔・一・二九〉
あざな・う【糾う】
[動ワ五(ハ四)]糸をより合わせる。縄をなう。絡ませるようにして交え合わせる。「禍福は—・える縄のごとし」
あざわ・る【糾はる】
[動ラ四]絡みつく。もつれあう。まつわる。あざなわる。「我が手をば妹(いも)にまかしめ真栄葛(まさきづら)手抱(たた)き—・り」〈継体紀・歌謡〉
きゅう【糾】
[常用漢字] [音]キュウ(キウ)(漢) [訓]あざなう ただす 1 なわをより合わせる。 2 一つに寄せ集める。「糾合」 3 からまってねじれる。よじれる。「紛糾」 4 問いただして調べる。「...
きゅう‐ごう【糾合/鳩合】
[名](スル)ある目的のもとに人々を寄せ集め、まとめること。「有志を—して会を発足させる」
きゅう‐さつ【糾察】
[名](スル)罪状を取り調べて明らかにすること。吟味。
きゅう‐せい【糾正】
[名](スル)物事の正・不正をただすこと。
きゅう‐だん【糾弾/糺弾】
[名](スル)罪や責任を問いただし、非難すること。「汚職収賄を—する」
きゅうだん‐けつぎ【糾弾決議】
議会などの合議制の機関が、何らかの発言や行動を強く非難するために行う決議。 [補説]不適切な発言や行動をした議員に辞職を促したり、他国やその政治指導者の言動に抗議する意思を表明するために行われる...
きゅう‐めい【糾明/糺明】
[名](スル)罪や不正を糾問し、真相を明らかにすること。「罪状を—する」