こう‐よう【紅葉】
[名](スル)秋になって葉が紅色に変わること。また、その葉。葉緑素がなくなり、アントシアンなどの色素が蓄積して起こる。黄葉や褐葉を含めていうこともある。もみじ。「全山みごとに—する」《季 秋》「...
こう‐らん【紅蘭】
紅色の花が咲くラン類。
こうりん‐か【紅輪花】
キク科の多年草。山地にみられ、高さ約50センチ。葉はさじ形。夏から秋、茎の先に、濃い橙(だいだい)色の頭状花を数個つける。
こう‐るい【紅涙】
1 血の涙。悲嘆にくれて流す涙をいう。 2 女性の涙をたとえていう。「—を絞る」
こうれん‐せき【紅簾石】
カルシウム・マンガン・鉄・アルミニウムを含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。桃色の柱状結晶。単斜晶系。珪質の結晶片岩に含まれる。
こうれんせき‐へんがん【紅簾石片岩】
主に石英からなり、紅簾石を含むので紅色を呈する結晶片岩。埼玉県長瀞(ながとろ)など、三波川(さんばがわ)変片帯に産出。紅簾片岩。
こう‐ろ【紅炉】
火が盛んに燃えているいろり。
こう‐ろう【紅楼】
朱塗りのたかどの。美人のいる富家や妓楼などをさしていう。
こうろうむ【紅楼夢】
中国の口語体長編小説。120回。前80回は曹雪芹(そうせっきん)作、後40回は高鶚(こうがく)の補作という。清代初期の成立。原題は「石頭記」。貴公子賈宝玉(かほうぎょく)と従妹林黛玉(りんたいぎ...
こうろ‐じだい【紅露時代】
尾崎紅葉と幸田露伴とが主導的立場にあった明治20年代の近代文学史上の一時期。