あお‐もみじ【青紅葉】
1 まだ紅葉しないカエデ。 2 襲(かさね)の色目の名。表は萌葱(もえぎ)、裏は朽葉色。秋に用いた。
あお・る【煽る】
[動ラ五(四)] 1 うちわなどで風を起こす。また、風が火の勢いを強める。「うちわで—・って火をおこす」 2 風が物を揺り動かす。また、風を受けて物が動く。「強風にテントが—・られる」「通路の扉...
あか【赤】
[名] 1 色の名。三原色の一つで、新鮮な血のような色。また、その系統に属する緋(ひ)・紅・朱・茶・桃色などの総称。 2 《赤ペンで直すところから》校正・添削の文字や記号。赤字。「—を入れる」...
あか‐うきくさ【赤浮草】
サンショウモ科の常緑の多年生シダ。関西地方の沼や水田にみられ、水面に広がって増える。形はヒノキの葉に似て、紅色を帯びる。関東では別種のオオアカウキクサが多い。
あか‐えぞまつ【赤蝦夷松】
マツ科の常緑高木。樹皮は赤褐色でうろこ状に裂け、球果は紫紅色から褐色に変わる。北海道に分布し、材はパルプ用・建築材料などにする。しんこまつ。
あか‐おおくち【赤大口】
赤い大口袴(おおくちばかま)。紅大口(くれないおおくち)。
あかざ【藜】
ヒユ科の一年草。空き地や路傍に生え、高さ約1.5メートル。茎は堅い。葉はひし形に近い卵形で、縁は波形。若葉は紅色をし、食べられる。晩夏、黄緑色の小花が穂状に密生する。中国の原産。近縁種にシロザが...
あかし‐だま【明石玉】
明石から産する、人造のサンゴ。珊瑚珠(さんごじゅ)に似せて作った練り物。ふつう紅色であるが、白・紫・藍(あい)などのものもある。装飾品に用いる。模造珊瑚。
あか‐そ【赤麻/赤苧】
イラクサ科の多年草。山地に多く、高さ60〜80センチ。葉は対生で、縁にぎざぎざがあり、先が三つに裂ける。茎は赤みを帯びる。夏、淡黄色の雄花と淡紅色の雌花とを穂状につける。
あかね‐すみれ【茜菫】
スミレ科の多年草。日当たりのよい山野に自生。高さ約10センチ。葉は心臓形で、根元から束になって出る。春、紅紫色の花をつける。