あい‐もん【合(い)紋/合(い)文】
1 そろいの紋。 2 一致すること。符合。「何心なき話の—、一々胸にこたゆる十兵衛」〈浄・伊賀越〉 3 符丁。「仲間で—の言葉をつかひ」〈浮・一代男・五〉
あられ‐こもん【霰小紋】
あられのような細かい文様を一面に染め出したもの。
いしがけ‐こもん【石崖小紋】
石垣のように大小ふぞろいの円を組み合わせた文様の小紋。
いしめ‐こもん【石目小紋】
小紋の一。方形の小石を点々と並べたように染めた文様。
いつつ‐もん【五つ紋】
背に一つ、両袖の後ろと両胸にそれぞれ一つずつ、合計五つの家紋のある着物や羽織。正式礼装用。五所紋(いつところもん)。
いつところ‐もん【五所紋】
「五つ紋」に同じ。
いろは‐こもん【伊呂波小紋】
和服の染め文様の一。いろは47文字を散らして染め出したもの。
うき‐もん【浮(き)文/浮(き)紋】
浮き織りにした文様。また、その文様のある綾。浮き織物。うけもん。→固文(かたもん)
うきよ‐こもん【浮世小紋】
当世風の小紋。特に、江戸時代、貞享・元禄(1684〜1704)ごろに流行した型紙小紋染めの文様。
うずまき‐こもん【渦巻(き)小紋】
渦巻きの形を文様にした小紋。