つけ‐ひも【付け紐】
子供の長着などで、襟はしの帯を締める位置に直接縫いつけた紐。
つな【綱】
1 植物の繊維や針金などをより合わせて長くつくったもの。ロープ。 2 心身が不安・危険な状態にあるとき、すがって頼みとするもの。「命の—」「頼みの—」 3 相撲で、横綱のこと。 [用法]つな・な...
つぼ‐おり【壺折】
1 小袖・袿(うちき)などの裾(すそ)をたくし上げ、腰のあたりを紐(ひも)で結び留めてから折り下げること。→壺装束(つぼそうぞく) 2 歌舞伎の衣装の一。錦(にしき)などで作った、広袖で丈長(た...
つぼ‐むすび【壺結び】
紐(ひも)の結び方で、結び上がりが壺のような形になるもの。
て‐かぜ【手風】
手を動かすにつれて生じる風。「とき結ぶ—にいたくほころびて花の下紐解けにけるかな」〈朝光集〉
てにをはひもかがみ【てにをは紐鏡】
語学書。1巻。本居宣長著。明和8年(1771)刊。係りの助詞と結びの用言との呼応の関係を図表にして示したもの。紐鏡。
と
[格助]名詞、名詞的な語、副詞などに付く。 1 動作をともにする相手、または動作・関係の対象を表す。「子供—野球を見に行く」「友達—けんかをした」「苦痛—闘う」「しぐれ降る暁月夜紐解かず恋ふら...
とき‐かわ・す【解き交はす】
[動サ四]「解き交(か)う1」に同じ。「高麗(こま)錦紐—・し天人の妻問ふ夕(よひ)ぞ我も偲(しの)はむ」〈万・二〇九〇〉
とき‐さ・く【解き放く】
[動カ下二]解きほどく。解きはなす。「細絞形(ささらがた)錦の紐を—・けて数多(あまた)は寝ずにただ一夜のみ」〈允恭紀・歌謡〉
時(とき)となく
いつという時を定めず。常に。ひっきりなしに。「忘れ草我が紐に付く—思ひ渡れば生けりともなし」〈万・三〇六〇〉