ま‐ゆすい【真結ひ】
《上代東国方言》「まむすび」に同じ。「家(いは)の妹(いも)ろ我(わ)を偲ふらし—に結(ゆす)ひし紐の解くらく思(も)へば」〈万・四四二七〉
眉根(まゆね)掻(か)・く
「まよねかく」に同じ。「—・き紐とき垂れて待ためやもしゑや今宵と言ひてしものを」〈久安百首〉
まる‐ひも【丸紐】
断面の丸い紐。
まろ【丸/円】
[名・形動ナリ] 1 まるいもの。また、まるいさま。「大きなる松の木などの二三尺にて—なる」〈枕・三〇六〉 2 丸々とふとっているさま。「—にうつくしく肥えたりし人の」〈源・宿木〉 3 まるまる...
まろ‐ね【丸寝】
「まるね」に同じ。「我妹子(わぎもこ)し我(あ)を偲(しの)ふらし草枕旅の—に下紐(したびも)解けぬ」〈万・三一四五〉
みち‐の‐く【陸奥】
《「みちのおく」の音変化》磐城(いわき)・岩代(いわしろ)・陸前・陸中・陸奥(むつ)の5か国の古称。今の福島・宮城・岩手・青森の4県にほぼ相当する地域。みちのくに。おく。むつ。「筑紫なるにほふ児...
むな‐ひも【胸紐】
1 着物や羽織などの胸のあたりにつけてある紐。付け紐。むねひも。 2 胸紐のついた着物を着る年ごろ。幼時。
め‐ひも【雌紐】
雄紐の結び玉を差し入れる輪形の紐。→入れ紐 →雄紐
モッズ‐パーカ【Mods parka】
米軍のパーカを原形とするカジュアルなコート。ゆったりした身頃で、ウエストと裾を紐でしぼるのが特徴。名称は、1960年代後半に流行したモッズルックに取り入れられたことから。モッズコート。
もと‐ゆい【元結】
髪の髻(もとどり)を結び束ねる紐(ひも)・糸の類。古くは組紐または麻糸を用いたが、近世には糊(のり)で固くひねったこよりで製したものを用いた。もとい。もっとい。