くみ‐がみ【組(み)紙】
細く切った色紙を縦横に組んで、布の模様などを作り出す遊び。組紙細工(くみがみざいく)。
くも‐がみ【雲紙】
鳥の子紙の一。上に青、下に紫の雲形の模様があるもの。多く色紙・短冊に用いる。うちぐもり。
クラフト‐し【クラフト紙】
《kraft paper》クラフトパルプを原料とした丈夫な紙。褐色のものが多い。セメント・肥料・穀物などの袋や包装紙・封筒などに使用。
くるま‐ぞうし【車草紙】
手習い草紙などの、表紙を1枚の紙でくるむようにとじた本。
くるみ‐びょうし【包み表紙】
製本の様式の一。とじた中身を1枚の表紙でくるみ、のり付けして仕上げる。包背(ほうはい)装。つつみびょうし。
くろ‐びょうし【黒表紙】
1 表紙を黒い布紙で装丁した本。 2 《黒い表紙のものが多かったところから》役者評判記のこと。 3 ⇒黒本(くろほん)
クロロブロマイド‐し【クロロブロマイド紙】
《chlorobromide paper》感光乳剤として塩化銀と臭化銀を塗布した印画紙。感度が高く、色調や階調が良好で、主に引き伸ばし用。
くん‐し【薫紙】
香料を染み込ませた紙。熱したり燃やしたりすると、よい香りがするもの。薫燭(くんしょく)。
グラシン‐し【グラシン紙】
《glassine paper》化学パルプを用い、光沢をつけて透明に仕上げた薄紙。書籍のカバーなど特殊包装用。
けいさん‐おりがみ【計算折(り)紙】
コンピューターを利用して折り紙の新しい折り方を設計したり、折り紙の幾何学的・数理的モデルを研究したりする学問分野。1990年代から盛んになり、ミウラ折り、吉村パターン、なまこ折りをはじめ、工学、...