しょかん‐し【書簡紙】
手紙を書くための紙。
しょ‐し【書紙】
文字を書く紙。書き付け。書札。「—につくさず」〈平家・一一〉
しら‐かみ【白紙】
1 色の白い紙。 2 何も書かれていない紙。はくし。
しわ‐がみ【皺紙】
細かくしわを寄せた紙。縮緬(ちりめん)紙。クレープペーパー。
しん‐し【新紙】
1 新しい紙。最近作られた紙。 2 「新聞紙(しんぶんし)」の略。「悠然自若として—を眺めている」〈紅葉・二人女房〉
しんぶん‐がみ【新聞紙】
新聞として印刷された紙。しんぶんし。「—を敷く」
しんぶん‐し【新聞紙】
1 「新聞1」に同じ。「今この—を出版しあるいは政府に建白する者は」〈福沢・学問のすゝめ〉 2 「しんぶんがみ」に同じ。
じ‐がみ【地紙】
1 扇や傘などに張るために、その形に切った紙。 2 金銀の箔(はく)などを張りつける下地の紙。 3 紋所の名。扇の地紙をかたどったもの。
じごく‐ぞうし【地獄草紙】
地獄の種々相を描いた大和絵に詞書(ことばがき)を添えた絵巻。六道絵の一種で、平安後期から鎌倉初期に作られた。東京および奈良の国立博物館蔵の2種が有名。
じだい‐がみ【時代紙】
年代を経た古い紙。「見るほど—、正筆に疑ひなし」〈浮・永代蔵・四〉