あてなのないてがみ【あて名のない手紙】
児童文学作家、宮川ひろによるエッセー集。平成19年(2007)刊。戦争中の教師生活や自身の子育て、若い読者への想いなどを綴る。
あぶら‐がみ【油紙】
桐油(とうゆ)または荏(え)の油を厚手の和紙に塗ったもの。防水用。桐油紙(とうゆがみ)。油紙(ゆし)。
あぶらとり‐がみ【脂取り紙】
顔に浮き出した脂をぬぐい取るための紙。
アート‐し【アート紙】
紙面に鉱物性白色顔料を塗り、滑らかさとつやを出した印刷用紙。高品質の写真版印刷などに用いられる。アートペーパー。→コート紙 →光沢紙 →半光沢紙 →マット紙
いしめ‐がみ【石目紙】
石目2のような模様のある和紙。江戸時代、播磨(はりま)産のものが有名であった。
いしょう‐し【意匠紙】
織物の縦糸と横糸の組み合わせをかくために用いる方眼紙。
いた‐がみ【板紙】
1 板のように堅い厚手の紙。黄板紙・白板紙など。ボール紙。 2 武家の礼式で、料理のときに俎(まないた)の上に敷く紙。
いたじめ‐がみ【板締(め)紙】
2枚の板の間に折りたたんだ和紙を挟んで固く締め付け、染色したもの。板の形や紙の折り方により、さまざまな幾何学模様となる。
いた‐びょうし【板表紙】
板で作った表紙。法帖(ほうじょう)・折り手本などに用いる。
いため‐がみ【板目紙】
和紙を何枚も貼り合わせて、厚く硬くしたもの。和本の表紙や袴(はかま)の腰板などに用いる。いため。