いん‐し【印紙】
1 手数料・税金などを納めたことの証明として書類などにはる法定の紙片。収入印紙など。 2 郵便切手の俗称。
うす‐がみ【薄紙】
ごく薄手の紙。→薄様(うすよう)
うすずみ‐がみ【薄墨紙】
反古(ほご)を漉(す)き直した紙。墨の色が抜けていないため、薄墨色を呈する。平安末期、官営の製紙所紙屋院(かみやいん)で漉き直し、物忌みのときの奏文などに用いたが、鎌倉中期からは宣旨(せんじ)な...
うす‐びょうし【薄表紙】
薄くて柔軟な表紙。また、その本。
うた‐ぞうし【歌草紙】
和歌を集めた本。また、和歌についての書物。歌書(かしょ)。
うだ‐がみ【宇陀紙】
大和国宇陀地方で産した厚手の楮紙(こうぞがみ)。
うち‐がみ【打(ち)紙】
石盤の上で木槌(きづち)で打ってつやを出した紙。つや出しには蝋(ろう)や油を用いる。
うちやま‐がみ【内山紙】
長野県の下高井郡・下水内(しもみのち)郡などで産する和紙。高級障子紙として使用。
うつり‐がみ【移り紙】
贈り物を入れてきた器などに返礼の意味で形式的に入れて返す紙。懐紙・半紙などを用いる。
うら‐がみ【裏紙】
一度印刷したコピー用紙などの裏面。また、その紙。