急(いそ)ぎの文(ふみ)は静(しず)かに書(か)け
急ぎの手紙ほど大切な用件が多いものであるから、書き誤りや書き漏らしのないよう落ち着いて書くべきである。
いた‐がみ【板紙】
1 板のように堅い厚手の紙。黄板紙・白板紙など。ボール紙。 2 武家の礼式で、料理のときに俎(まないた)の上に敷く紙。
いたじめ‐がみ【板締(め)紙】
2枚の板の間に折りたたんだ和紙を挟んで固く締め付け、染色したもの。板の形や紙の折り方により、さまざまな幾何学模様となる。
いた‐すずり【板硯】
蒔絵(まきえ)などを施した板に料紙を挟み、上に硯をのせ、ひもで結んだもの。床棚(とこだな)の飾りとする。板文庫。
いたずら‐もの【悪戯者】
1 いたずらをする者。いたずら好き。「手に負えない—」 2 みだらな者。特に、身持ちのよくない女性。「様子や言葉使のみを見て、—だと断定してはならない」〈荷風・濹東綺譚〉 3 「徒人(いたずらび...
いたどり‐がわ【板取川】
岐阜県中南部を流れる川。長良(ながら)川の支流の一。福井県との県境、平家(へいけ)岳(標高1442メートル)に源を発し、関市・美濃市を流れて長良川に合流する。長さ51キロ。最上流域にV字谷の板取...
いた‐びょうし【板表紙】
板で作った表紙。法帖(ほうじょう)・折り手本などに用いる。
いた‐め【板目】
1 板の木目が、平行に通らず、山形や不規則な波形をしているもの。⇔柾目(まさめ)。 2 板と板との合わせ目。 3 「板目紙」の略。 4 「板目肌」の略。
いため‐がみ【板目紙】
和紙を何枚も貼り合わせて、厚く硬くしたもの。和本の表紙や袴(はかま)の腰板などに用いる。いため。
いちかわ‐がみ【市川紙】
山梨県西八代(にしやつしろ)郡市川三郷町で生産される和紙。