あげ‐せん【上げ銭/揚げ銭】
1 手数料。賃貸料。「一月の—が積もったら大きな事だらう」〈滑・浮世床・二〉 2 労働に対する代金。賃金。「—の残りも今日はすっきりと取って」〈浄・二枚絵草紙〉 3 芸者や遊女と遊ぶ代金。揚げ代...
あげ‐どころ【上(げ)所】
手紙などの宛名を書く所。また、宛名の上部に書く「謹上」「進上」などの語。
あさ・い【浅い】
[形][文]あさ・し[ク] 1 表面から底まで、また入り口から奥までの距離が短い。深さが少ない。「—・い池」「—・い鍋(なべ)」「—・い洞窟(どうくつ)」⇔深い。 2 物事の程度や分量、また、か...
あさくさ‐がみ【浅草紙】
古紙・ぼろきれなどを材料にして漉(す)き返した下等の紙。落とし紙や鼻紙などに用いる。元禄年間(1688〜1704)に浅草の山谷(さんや)辺りで多く製造されたところからいう。
あさひ‐しんぶん【朝日新聞】
朝日新聞社が発行する日刊全国紙。同社の登記上の本社は大阪市北区中之島だが、事実上の本社機能は東京都中央区築地にある。明治12年(1879)創刊の「大阪朝日新聞」と明治21年(1888)創刊の「東...
あしで‐え【葦手絵】
樹木・草花・岩などの一部に文字を装飾的に組み込んだ絵。料紙の下絵や蒔絵(まきえ)などに用いられた。
あしながおじさん
《原題Daddy-Long-Legs》ウェブスターによる児童文学作品。1912年刊。孤児院出身の少女が、「あしながおじさん」と呼ぶ匿名の援助者に綴る手紙の体裁をとった書簡体小説。1915年刊の続...
あし‐まとい【足纏い】
[名・形動]足に物がからみついて自由に動けないこと。また、そのさま。転じて、邪魔になる物事や人。「独身(ひとりみ)になれば、何うしようと、—がなくなって結句気楽じゃありませんか」〈近松秋江・別れ...
アスファルト‐フェルト【asphalt felt】
古紙に繊維くずをまぜ入れて作った原紙に、アスファルトをしみ込ませた防水紙。屋根・壁の下地、包装などに用いる。
アスペクト‐ひ【アスペクト比】
《aspect ratio》矩形(くけい)のものの長辺と短辺の比。テレビ、コンピューターのディスプレー、映画のスクリーンなどの場合は画面アスペクト比ともいう。紙の寸法、カメラの撮影画像についても...