がん【雁】
[人名用漢字] [音]ガン(漢) [訓]かり 1 鳥の名。ガン。「雁行/帰雁・孤雁・落雁・旅雁」 2 手紙。便り。「雁書・雁信」 [補説]「鴈」は異体字。 [難読]雁擬(がんもど)き
眼光(がんこう)紙背(しはい)に徹(てっ)す
《紙の裏まで見通す意から》書物の字句の背後にある深い意味をも読みとる。
がん‐さつ【贋札】
贋造した紙幣。にせさつ。
がん‐しょ【雁書】
手紙。雁信。→雁(かり)の使い
がん‐しん【含浸】
[名](スル)紙や木材、鋳物に生じる微細な穴などに、液体をしみこませること。「防虫剤を—させた木材」
がん‐しん【雁信】
手紙のこと。雁書。→雁(かり)の使い
がん‐じ【雁字】
1 雁(がん)が1列に並んで飛ぶさまを文字に見立てていう語。 2 手紙。雁書。→雁の使い
がん‐ぞう【贋造】
[名](スル)本物に似せてつくること。偽造。贋作。「美術品を—する」「—紙幣」
がん‐ぱく【雁帛】
手紙。書簡。→雁(かり)の使い
がん‐ぴ【雁皮】
ジンチョウゲ科の落葉低木。暖地に多い。高さ約1.5メートル。葉は卵形。夏、筒形の薄黄色の小花が集まって咲く。樹皮の繊維は紙の原料となる。《季 花=夏》