おさま・る【修まる】
[動ラ五(四)]《「治まる」と同語源》行いがよくなる。まともな状態になる。「素行が—・る」
苦(く)に病(や)・む
たいそう気にして思い悩む。苦にする。「息子の素行を—・む」
こう【行】
[音]コウ(カウ)(漢) ギョウ(ギャウ)(呉) アン(唐) [訓]いく ゆく おこなう [学習漢字]2年 〈コウ〉 1 ゆく。ゆかせる。「行軍・行進/移行・運行・逆行・血行・徐行・進行・随行...
こ‐がく【古学】
1 江戸時代におこった儒学の一派。朱子学・陽明学などの解釈を批判し、「論語」「孟子」などの経書(けいしょ)の本文を直接に研究してその真意を解明しようとするもの。山鹿素行(やまがそこう)・伊藤仁斎...
ごく‐どう【極道/獄道】
[名・形動] 1 悪事を行ったり、酒色や道楽にふけったりすること。身持ちが悪く、素行のおさまらないこと。また、そういう人や、そのさま。「—な亭主」「—の限りを尽くす」 2 素行の悪い人をののしっ...
じゅか‐しんとう【儒家神道】
江戸時代の儒学者によって主張された神道説。神仏習合に対抗し、儒教的枠組から神道を位置づけたもの。林羅山・中江藤樹・山鹿素行・山崎闇斎らが唱えた。
せいきょうようろく【聖教要録】
江戸前期の儒学書。3巻。山鹿素行著。寛文5年(1665)成立。朱子学を批判し、古学の要点を説いたもの。
そ【素】
[音]ソ(漢) ス(呉) [訓]もと もとより [学習漢字]5年 〈ソ〉 1 染めてない絹。白絹。「素絹/縑素(けんそ)」 2 白い。白。「素衣・素雪/緇素(しそ)」 3 生地のままで手を加え...
そう‐こう【操行】
道徳的な面からみた、ふだんの行い。素行。品行。「—がよくない」
ちゅうちょうじじつ【中朝事実】
江戸前期の歴史書。正編2巻、付録1巻。山鹿素行著。寛文9年(1669)成立。中朝とは日本をいい、古学の立場から日本の皇統を漢文体で論じたもの。