そ‐しょく【素食】
1 肉を使わない野菜だけの料理。また、粗末な食事。「老伯が—をするのは、土地で好い牛肉が得られないからだと」〈鴎外・沈黙の塔〉 2 なんの働きもないのに禄を食(は)むこと。素餐(そさん)。徒食。
そ‐しら‐ぬ【素知らぬ】
[連体]知っているのにそうでないふりをするさま。「—顔で行き過ぎる」
そ‐しん【素心】
前々からもっている考え。素志。
そ‐じ【素地】
1 手を加えない、もともとの性質。きじ。したじ。 2 何かをするときの基礎。土台。「—があるのでのみこみが早い」
そ‐ち【素地】
⇒そじ(素地)
そ‐すう【素数】
1とその数以外に約数がない、1を除く正の整数。2・3・5・7…など無限にある。→合成数 [補説]100までの素数は、2、3、5、7、11、13、17、19、23、29、31、37、41、43、4...
そすう‐ぜみ【素数蝉】
⇒周期蝉
そすう‐ていり【素数定理】
整数論における素数についての定理の一。π(x)をxより大きくない素数の個数とすると、x→∞に対し、π(x)はx/log xと近似できる。logは底eの自然対数。ドイツの数学者ガウスが、となり合う...
そ‐せい【素性】
本来の性質。本性。すじょう。
そ‐せつ【素雪】
白雪。「玄冬—のさむき夜は」〈平家・灌頂〉