す‐はだ【素肌/素膚】
1 むき出しの肌。化粧したり衣類をつけたりしていない肌。「—のきれいな人」「浴衣を—にじかに着る」 2 甲冑(かっちゅう)などを身につけていないこと。「その矢…—なる身に少しも立たずして」〈太平...
す‐はだか【素裸】
衣服をまったく身につけていないこと。まるはだか。すっぱだか。《季 夏》
す‐はだし【素跣/素裸足】
足に何もはいていないこと。はだし。
すはだ‐むしゃ【素肌武者】
甲冑(かっちゅう)をつけないで戦場に出る武者。素肌者。「四国九国の合戦も、—では手柄が成るまい」〈浄・盛衰記〉
す‐ばい【素灰】
消し炭などの混じらない灰。「—と消し炭を俵(へう)にして売るは」〈滑・浮世風呂・四〉
す‐ばなし【素話】
1 客に酒食・茶菓などを出さず、話だけをすること。 2 (「素噺」「素咄」とも書く)鳴り物・道具などを使わない落語。
す‐ばや・い【素早い】
[形][文]すばや・し[ク] 1 行動が非常に早い。敏速である。「動作が—・い」「—・く処理する」 2 頭の回転が非常に早い。「状況を—・くさとる」「—・い判断」 [派生]すばやさ[名]
す‐ばやし【素囃子】
能の略式演奏形式の一。囃子事(はやしごと)を囃子方だけで演奏すること。また、その演奏。
す‐ばら【素腹】
子をはらまないこと。また、そのような女性。うまずめ。「御いもうとの—の后は、いづくにかおはする」〈大鏡・師尹〉
す‐ばらし・い【素晴(ら)しい】
[形][文]すばら・し[シク] 1 群を抜いてすぐれている。大変みごとである。このうえなく好ましい。「山頂からの夜景は—・い」「—・い演奏」 2 驚くほど程度がはなはだしい。ものすごい。「この柿...