ゆうこう‐えんそ【有効塩素】
さらし粉に含まれる、漂白作用に有効な塩素。全体量に対する塩素の量を、重量百分率で表す。
ゆう‐さんそ【有酸素】
酸素を消費すること。また、酸素を補給すること。「—エネルギー」→無酸素
ゆうどう‐こうそ【誘導酵素】
細胞に特定の物質を加えることによって、生合成の速度が増す酵素。細菌や酵母における糖・アミノ酸の分解酵素など。適応酵素。
ようか‐すいそ【沃化水素】
水素と沃素の化合物。刺激臭のある無色の気体。水に溶けやすく、水溶液は沃化水素酸といい、強い酸性を示す。強力な還元剤。化学式HI
ようけつ‐そ【溶血素】
赤血球の膜を壊し、溶血を起こさせる物質。補体と結合した作用を示す抗体、溶血性連鎖球菌・ぶどう球菌の生成する毒素や蜂毒・蛇毒など。溶血毒。
ようこう‐そ【葉黄素】
⇒キサントフィル
ようせい‐げんそ【陽性元素】
化学結合のとき、電子を放出する傾向が強く、陽性成分になりやすい元素。電気陰性度が低く、周期表では左側上方に位置する。金属元素、特にアルカリ金属・アルカリ土類金属が代表的。⇔陰性元素。
よう‐そ【沃素】
《iodine》ハロゲン族元素の一。単体は金属光沢をもつ暗紫色の結晶。昇華しやすく、蒸気は紫色で刺激臭がある。有毒。水に溶けないが、沃化カリウム水溶液には溶けて褐色、ベンゼン・ヘキサンでは紫色、...
よう‐そ【要素】
1 あるものごとを成り立たせている基本的な内容や条件。「危険な—を含む」「犯罪を構成する—」 2 物を分析したとき、その中に見出されるそれ以上簡単にならない成分。「色の三—」 3 法律行為または...
ようぞん‐さんそ【溶存酸素】
水中に溶け込んでいる分子状の酸素。清澄な河川や植物プランクトンの多い所では飽和量に近づくが、有機汚濁水では、水中生物の呼吸や有機物分解の際に消費されて酸欠状態になるので、水質汚濁の尺度とされる。...