クレオメ【(ラテン)Cleome】
フウチョウソウ科フウチョウソウ属の一年草の総称。熱帯アメリカ原産のセイヨウフウチョウソウ、沖縄に分布するヒメフウチョウソウなどがある。高さ約1メートル。葉は手のひら状の複葉。夏から秋、白・桃・紫...
くろ‐うすご【黒臼子】
ツツジ科の落葉小低木。高山や北地に生え、高さ約50センチ。葉は楕円形。初夏、壺状の白い花をつける。実は球形で一部が臼状にくぼみ、熟すと黒紫色になる。ジャムなどにする。
くろ‐かじき【黒梶木/黒旗魚】
マカジキ科の海水魚。体長約4メートル、体重500キロに達する。体は側扁し、濃い黒紫青色の地にコバルト色の横帯が十数本ある。太平洋・インド洋の温・熱帯域に分布。くろかわ。
くろ‐かわ【黒革/黒皮】
1 黒色に染めた革。 2 藍で濃く染めた革。 3 (黒皮)マツバハリタケ科のキノコ。秋、松林に生える。傘は直径5〜15センチで表面は黒い。肉は白く、傷つけると赤紫色になる。苦みがあるが、食用。
くろ‐がき【黒柿】
カキノキ科の常緑高木。台湾・フィリピンなどに分布。心材は暗紫色で堅く、黒檀(こくたん)同様に建築・工芸用に珍重される。台湾黒檀。
くろがね‐もち【黒鉄黐】
モチノキ科の常緑高木。雌雄異株で、5月ごろ、淡紫色の小花を群生し、実は熟すと赤い。名は枝や葉が黒みがかってつやがあることによる。
くろ‐ごめ【黒米】
1 精白してない米。玄米。 2 種皮にアントシアニンが含まれるため、黒紫色をなす米。紫黒米(しこくまい)。紫米(むらさきまい)。
くろ‐だね【黒種】
蚕の越年卵。前年に採種して冷蔵保存し、飼育期に取り出すもの。色が紫褐色になるところから、淡黄色の生種(なまだね)に対していう。
くろ‐ちく【黒竹/烏竹】
ハチクの変種。やや小形の竹で、幹は年を経て黒色となる。観賞用・器具用に栽培される。暖地にまれに自生する。紫竹(しちく)。
クロッカス【crocus】
アヤメ科の多年草。早春、コップ状の黄・紫・白色などの花を開き、のち線形の葉が伸びる。ヨーロッパ・北アフリカ・西アジアの原産。寒さに強く、観賞用に栽培され、多くの品種がある。花サフラン。クローカス...