せい‐さい【精細】
[名・形動]細部にまで注意が行き届いていること。きわめてくわしいこと。また、そのさま。「—な調査」
せん‐さい【繊細】
[名・形動] 1 ほそく小さいこと。ほっそりとして優美なこと。また、そのさま。「—な指」 2 感情などがこまやかなこと。また、そのさま。デリケート。「—な感覚」「—な神経」 [派生]せんさいさ[名]
そで‐ぼそ【袖細】
直垂(ひたたれ)の一種。動きやすいように袖を細く詰めて作った上着。
ちゅう‐ぼそ【中細】
中くらいの太さであること。また、そのもの。「—の毛糸」
て‐ぼそ【手細】
1 頰(ほお)かぶりなどに用いる絹の布。「紫の—にて頰かぶりして顔は見せざりき」〈浮・男色大鑑・六〉 2 腰帯のこと。「ゆかりの色や紫の、縮緬(ちりめん)—結び下げ」〈松の葉・四〉 3 江戸で、...
にく‐ぼそ【肉細】
[名・形動]文字の線が細いこと。また、そのさま。「—な(の)活字」⇔肉太。
び‐さい【微細】
[名・形動] 1 きわめて細かく小さいこと。転じて、些細(ささい)なこと。また、そのさま。「—な破片」「—にわたる説明」 2 「微賤(びせん)」に同じ。「—の身」
ほそ【細】
《形容詞「ほそい」の語幹から》 1 「細棹(ほそざお)」の略。 2 「細糸」の略。 3 「細引き」の略。 4 釣りで、細い枝川。水温が高くなると本流からフナなどが入り込んでくる所。 5 名詞・形...
ほそ‐ぼそ【細細】
[副] 1 非常に細いさま。また、細く弱々しいさま。「—とした声」 2 かろうじて続いているさま。また、やっとのことで維持するさま。「—と山道が続く」「年金で—と生活する」
ほね‐ぼそ【骨細】
[名・形動]骨が細いこと。体格がほっそりしてきゃしゃなこと。また、そのさま。⇔骨太。「芝居に出て来る若旦那そのままにきゃしゃで—なのがあり」〈谷崎・春琴抄〉