はて‐し【果てし】
《「し」は強意の副助詞。打ち消しの語を伴って用いる》果て。際限。きり。終わり。「—のない大空」
はてし‐な・い【果てし無い】
[形][文]はてしな・し[ク]限りがない。終わりがない。「—・い論争」「—・く広がる海」
はて‐だいこ【果て太鼓】
芝居・相撲などの興行の終わりに打つ太鼓。仕舞い太鼓。打ち出し太鼓。
は・てる【果てる】
[動タ下一][文]は・つ[タ下二] 1 続いていた物事が終わりになる。最後の所まで行き着く。終わる。「いつ—・てるともない戦い」「人通りが—・てる」 2 死ぬ。「異国で—・てる」「切腹して—・て...
はね【撥ね】
《「跳ね」と同語源》 1 文字を書くとき、運筆の終わりを上にはねること。また、文字のその部分。 2 「ピン撥ね」に同じ。「一割づつの—を取る」〈浮・当世銀持気質・四〉
はやし‐ことば【囃子詞】
歌謡などで、歌詞の本文とはなれて、歌い出しの部分や中間・終わりに調子をとるためにさし入れる言葉。
ハルマゲドン【(ギリシャ)Harmagedōn】
《新約聖書「ヨハネ黙示録」16章から》世界の最後の日に起こる善悪諸勢力の終局の決戦場。転じて、世界の終わり。
はんどう‐てき【反動的】
[形動] 1 ある動きや傾向に対して、それと逆の動きや傾向が生じるさま。「好景気が終わり—に不況感が募る」 2 改革・革新などの流れに逆らい、それを妨害しようとするさま。「—な政治」
ばつ‐ぶん【跋文】
本文とは別に、書物の終わりにしるす文章。あとがき。跋。
ばん‐か【晩夏】
1 夏の終わり。夏の末。《季 夏》「紅くして黒き—の日が沈む/誓子」 2 陰暦6月の異称。