じゅう‐そしき【柔組織】
1 植物体で、柔細胞からなる組織。茎や根の皮層や髄、葉肉や果肉、地下茎の貯蔵組織など、植物体の最も多くの部分を占める。 2 動物の肝臓・腎臓などの器官の内部を占める多液質の組織。実質組織。
じょうひ‐そしき【上皮組織】
動物の体表面、または体内の器官内表面をおおう細胞層を構成する組織。形態・機能などにより、扁平(へんぺい)上皮・円柱上皮や生殖上皮・繊毛上皮などに分けられる。
じりつぶんさんがた‐そしき【自律分散型組織】
⇒ダオ(DAO)
せんいせい‐けつごうそしき【線維性結合組織】
⇒結合組織
せんい‐そしき【線維組織/繊維組織】
1 繊維細胞からなる植物組織。木部や篩部(しぶ)に多い。 2 ⇒結合組織
そ‐しき【組織】
[名](スル) 1 組み立てること。組み立てられたもの。「奥座敷は一種の宿屋見た様な—に出来ている」〈漱石・満韓ところどころ〉 2 一定の共通目標を達成するために、成員間の役割や機能が分化・統合...
ちか‐そしき【地下組織】
地下活動を行うための非合法の組織。
ちょすい‐そしき【貯水組織】
植物の貯蔵組織の一種で、水分をたくわえる柔組織。乾燥地に生育するものの葉や茎に多く、ムラサキオモト・リュウゼツランなどにみられる。
ちょぞう‐そしき【貯蔵組織】
植物で、貯蔵物質を多量に蓄える柔細胞が集合してできた組織。塊根・塊茎・胚乳(はいにゅう)などで発達。動物では脂肪組織。
つうき‐そしき【通気組織】
植物の細胞間隙が連続して網状または管状となっているもの。水蒸気や空気の流通を行う。