した‐ぐみ【下組(み)】
1 建築などで、本格的に組み立てる前の仮組み。 2 かねてからの準備。また、心構え。「さし籠(こ)めて、守り戦ふべき—をしたりとも、あの国の人を、え戦はぬなり」〈竹取〉
したや‐ぐみ【下谷組】
江戸後期に、江戸の下谷・根岸方面に住んでいた文人・画家などの総称。亀田鵬斎・大窪詩仏・菊池五山・大田南畝・谷文晁・酒井抱一・市河米庵など。
し‐の‐くみ【死の組】
スポーツ競技で、大会のグループリーグ戦や予選において、組み合わせ抽選の結果、特定の組(グループ)に強豪国または強豪クラブのチームが多く存在する状態。または、その組のこと。特にサッカーについて用い...
しょうべん‐ぐみ【小便組】
近世、支度金を受けて妾(めかけ)奉公に出ておいて、わざと寝小便をして縁を切らせるように仕向ける、一種の詐欺行為。また、そういう行為をする女。
しょうぼう‐ぐみ【消防組】
明治3年(1870)消防機関として市町村に設けられた組合。警察権に属し、組頭・小頭・消防手で組織されていた。昭和14年(1939)警防団に改組。現在の消防団に相当する。
しらつか‐ぐみ【白柄組】
江戸前期、用いる刀を白柄にするなど、好んで変わった姿をした旗本奴(はたもとやっこ)の集団の俗称。水野十郎左衛門を盟主として江戸市中を横行していたが、貞享3年(1686)に幕府により処断された。
しん‐くみ【信組】
「信用協同組合」の略。
しん‐ぐみ【新組(み)】
印刷で、版を新たに組むこと。また、その版。
しんせん‐ぐみ【新撰組/新選組】
文久3年(1863)江戸幕府が武勇にすぐれた武士で編制した浪士隊。清川八郎による浪士組分裂ののち、京都守護職松平容保(まつだいらかたもり)の支配下に、市中取り締まり、尊攘(そんじょう)派浪士の...
しんちょう‐ぐみ【新徴組】
文久2年(1862)江戸幕府が浪人を徴集して編制した浪士組。庄内藩主酒井忠篤の指揮下に置かれ、江戸市中の取り締まりや討幕運動の弾圧にあたった。