きょう‐かん【経巻】
《「きょうがん」とも》経文を記した巻物。また、経典。
きょう‐が‐しま【経島】
平清盛が大輪田泊(おおわだのとまり)(現在の神戸港)に築いた波浪よけの島。一切経を記した石を埋めて工事したという。きょうのしま。
きょう‐の‐しま【経島】
⇒きょうがしま(経島)
きょう‐がみ【経紙】
写経の用紙。きょうし。
きょう‐が‐みさき【経ヶ岬】
京都府北西部、丹後半島北東端にある岬。若狭(わかさ)湾口西側に位置し、近畿地方の最北端。岬付近は海食による断崖で海岸美に富んでいる。標高144メートルの崖上に灯台がある。丹後天橋立(あまのはしだ...
きょう‐がわら【経瓦】
⇒瓦経
きょう‐ぎ【経木】
1 杉・檜(ひのき)などの木材を紙のように薄く削ったもの。菓子・料理の包装などに用いる。 2 経文や法名を書く幅25センチほどの細長い薄板。寺に納め、追善供養とした。
きょうぎ‐あみ【経木編み】
経木を用いて物を編むこと。また、その編んだ物。
きょうぎ‐さなだ【経木真田】
経木を細く切って真田ひものように編んだもの。夏帽子などの材料に用いる。
きょうぎ‐ながし【経木流し】
1 供養のため、経木に死者の戒名を記して川や海に流すこと。 2 大阪四天王寺で、春秋の彼岸や盆に、経木に故人の法名を書いて、金堂わきの亀の井の水に流す行事。