さんさ‐しんけい【三叉神経】
延髄から出て、眼神経・上顎(じょうがく)神経・下顎神経の三つに分かれる神経。第五脳神経で、顔面の知覚、咬筋(こうきん)の運動をつかさどる。
さんじきょう【三字経】
⇒本朝三字経(ほんちょうさんじきょう)
さんぶ‐きょう【三部経】
それぞれの立場で最も尊重する経典三部を選んだもの。浄土三部経は、無量寿経・観無量寿経・阿弥陀経。法華三部経は、無量義経・法華経・観普賢経。大日三部経は、大日経・金剛頂経・蘇悉地(そしつじ)経。弥...
ざこつ‐しんけい【座骨神経】
腰髄と仙髄から出て骨盤の後壁を下り臀部(でんぶ)から下肢に分布する、からだの中で最も長く太い神経。下肢の屈曲をつかさどる。
ざぜんざんまいきょう【坐禅三昧経】
原始経典。2巻。鳩摩羅什(くまらじゅう)が漢訳。諸家の説いた禅の作法などを拾い集め、禅法を説いたもの。坐禅三昧法門経。禅経。
し‐あごんきょう【四阿含経】
4種の阿含経。長(じょう)阿含経・中阿含経・増一(ぞういち)阿含経・雑(ぞう)阿含経のこと。北方仏教は阿含経を以上の四つに分類。
しかん‐ぎょう【四巻経】
《4巻からなる経であるところから》金光明経(こんこうみょうきょう)の異称。
しきょう【詩経】
中国最古の詩集。五経の一。孔子編といわれるが未詳。周の初めから春秋時代までの詩305編を国風・雅・頌(しょう)の3部門に大別。国風は諸国の民謡で15の風、雅は朝廷の音楽で小雅・大雅の二つ、頌は宗...
鴫(しぎ)の看経(かんきん)
鴫が田の中などに静かに立っているさまを、経をよむ姿に見立てた語。《季 秋》
ししょ‐ごきょう【四書五経】
四書と五経。儒教の基本書とされる。