ひかり‐めんえきりょうほう【光免疫療法】
特定のがん細胞に結びつく薬剤と光の照射によってがん細胞を破壊する治療法。生体組織内部に到達する近赤外線を照射すると、薬剤が反応して細胞膜を破壊し、細胞外に放出された物質が免疫系を刺激することによ...
ひき‐と・く【引き解く】
[動カ四]引いて結び目や閉じ目を解く。「算の袋を—・きて算をさらさらと出しければ」〈宇治拾遺・一四〉
ひき‐むす・ぶ【引き結ぶ】
[動バ四] 1 引き寄せて結び合わせる。「磐代(いはしろ)の浜松が枝(え)を—・びま幸(さき)くあらばまたかへりみむ」〈万・一四一〉 2 庵(いおり)をつくって住む。「柴の庵を—・び」〈平家・一〉
ひし‐むすび【菱結び】
紐(ひも)の結び方の一。結び上がりが菱形になる。
ひたち‐おび【常陸帯】
1 昔、正月14日、常陸国鹿島神宮の祭礼で行われた結婚を占う神事。意中の人の名を帯に書いて神前に供え、神主がそれを結び合わせて占った。神功皇后による腹帯の献納が起源とされる。帯占。鹿島の帯。《季...
ひっ‐かけ【引っ掛け/引っ懸け】
1 ものに何かを掛けること。また、そのためのもの。 2 「引っ掛け帯」「引っ掛け結び」の略。 3 相撲のきまり手の一。出てくる相手の手を引き、そのまま土俵外に出す技。 4 わなを仕組んで人をだま...
ひっかけ‐おび【引っ掛け帯】
引っ掛け結びにした帯。
ひっかけ‐むすび【引っ掛け結び】
女性の帯の結び方の一。お太鼓結びにしないで、帯の端を下へ垂らしておくもの。
ひも‐の‐お【紐の緒】
衣服につけた紐。多く下紐をいう。「白たへの我(わ)が—の絶えぬ間に恋結びせむ逢はむ日までに」〈万・二八五四〉
ひら‐お【平緒】
幅広く平たい帯状の組緒。束帯のときに佩用(はいよう)する儀仗(ぎじょう)の太刀の緒として使い、腰に巻いて結び余りを前に垂らした。