おめでたきひと【お目出たき人】
武者小路実篤の小説。明治44年(1911)発表。理想実現のため一人の少女と結婚を願うが、結局は失恋する。その過程を真摯に、善意をもって描いた初期の代表作。
お‐めでとう
[感]《形容詞「おめでたい」の連用形「おめでたく」のウ音便》新年や、相手にめでたい出来事があったときに言うあいさつの言葉。丁寧に言うときは「おめでとうございます」。「ご結婚、—」 [補説]「御目...
おめで‐とう【御目出糖】
菓子の一。蒸した米を干して煎(い)り、食紅で着色した砂糖蜜をかけてかきまぜ、甘納豆をまぜたもの。赤飯の代用として、出産・結婚などの祝儀に配る。
思(おも)うに別(わか)れ思(おも)わぬに添(そ)う
好きな人とは結婚できないで、そうでない人と一緒になる。男女の縁は思いどおりにならないということ。
おやゆびひめ【親指姫】
《原題、(デンマーク)Tommelise》アンデルセンの童話。チューリップの花から生まれた親指ほどの大きさの少女が、ヒキガエルやコガネムシの求婚から逃れて南の国にたどり着き、花の妖精の王子と結婚する。
オンダリビア【Hondarribia】
スペイン北部、バスク州の町。スペイン語名フエンテラビア。ビスケー湾の支湾、チングディ湾に注ぐビダソア川河口部に位置し、フランス領のアンダイエと相対する。カスティーリャとナバラ両国にとって、戦略的...
おんなのいっしょう【女の一生】
《原題、(フランス)Une Vie》モーパッサンの長編小説。1883年刊。純真な女主人公ジャンヌの結婚生活にかけた夢が、夫の裏切り、息子の放蕩(ほうとう)によって打ち砕かれていく幻滅の一生を描...
おんな‐ひでり【女旱り】
女が少ないため、男が恋愛や結婚などの相手を求めにくいこと。⇔男ひでり。
おん‐み【御身】
[名]「身」の敬称。おからだ。「時節柄—お大切に」
[代]二人称の人代名詞。敬意を含んでいう語。あなた。「彼は改めて—にさえ異存なくば、この際結婚して」〈福田英子・妾の半生涯〉
カイザービラ【Kaiservilla】
オーストリア中部、オーバーエスターライヒ州の町バートイシュルにある新古典主義様式の宮殿。19世紀半ばにフランツ=ヨーゼフ1世と妃エリーザベトの結婚を記念して建造され、夏の離宮として使われた。周囲...