けいざい‐けいさつ【経済警察】
第二次大戦中、経済統制違反を取り締まるために設けられた特別の警察組織。
けいざい‐とうせい【経済統制】
国家が国家目的や国民福祉のために、民間の自由な経済活動に制限を加えること。資源・生産・分配・価格・金融など、あらゆる面からの統制がある。
げんか‐かんり【原価管理】
利益管理の一環として、原価引き下げの目標を明らかにするとともにその実施のための原価計画を設定し、この計画の実現を原価統制などによって図る一切の管理活動。コスト‐マネージメント。
げんていつきてきせい‐いけん【限定付(き)適正意見】
企業の財務諸表や内部統制報告書を監査した会計監査人が、監査報告書の中で表明する監査意見の一つ。一部に不適切な事項はあるが、報告書全体が虚偽の表示となるほどではない場合に表明される。
こう‐けん【公権】
公法上認められている権利。警察権・財政権・統制権などの国家的公権と、参政権・生活保護を受ける権利などの個人的公権とに分けられる。→私権
こうてい‐かかく【公定価格】
政府が定めた商品やサービスの最高・最低・標準価格。戦時・戦後その他特殊な情勢のもとで、物価を厳重に統制する必要があるときに行われることが多い。
こうてい‐かんり【工程管理】
一定の品質・数量の製品を生産するため、労働力・原料・設備などを管轄し、常に能率的な状態を維持できるように統制すること。
こうどう‐は【皇道派】
旧日本陸軍内部の一派閥。荒木貞夫・真崎甚三郎を中心に、昭和7年(1932)ごろから勢力をもった。クーデターによる国家改造を計画したが、統制派と対立、二・二六事件の失敗により衰退した。
ココム【COCOM】
《Coordinating Committee for Export to Communist Area》対共産圏輸出統制委員会。共産圏諸国に対する戦略物資や技術の輸出を禁止または制限することを...
こっかそうどういん‐ほう【国家総動員法】
日中戦争に際し、国家の総力を発揮させるために人的、物的資源を統制・運用する権限を政府に与えた法律。昭和13年(1938)制定、同20年廃止。