うたかた‐びと【泡沫人】
はかなく消えてゆく人。人の命や出会いのむなしさを泡(あわ)にたとえていう語。多く愛人や妻についていう。「絶えず流るる水の泡、—は恙(つつが)なく、ありやなしやと」〈松の葉・四〉
うちゅう‐ろん【宇宙論】
宇宙の起源・構造・状態・変化などについての理論。哲学的、形而上学的な考察が行われたが、アインシュタインの相対性理論によって近代的な考察が始められた。宇宙は絶えず膨張を続けているという膨張宇宙論、...
エバー【ever】
他の外来語の上に付いて複合語をつくり、いつも、絶えず、などの意を表す。「—グリーン」
おく‐ねん【憶念/臆念】
深く思い、絶えず忘れないこと。また、その思い、執念。「霊あらはれたり。殊には讃岐院の御霊、宇治悪左府の—」〈平家・三〉
おどろ‐おどろ
[副]いかにも激しく恐ろしいさま。「山颪の絶えず—と吹廻(ふきめぐ)りて」〈紅葉・金色夜叉〉
お・ぶ【帯ぶ】
[動バ四] 1 身につける。「我が大君の—・ばせる細紋(ささら)の御帯の結び垂れ」〈継体紀・歌謡〉 2 細長くまわりに巻く。「三諸(みもろ)の神の—・ばせる泊瀬川(はつせがは)水脈(みを)し絶...
かくだい‐さいせいさん【拡大再生産】
生産物の一部を資本として絶えず蓄積することによって、生産水準を継続的に拡大していくこと。→縮小再生産 →単純再生産
鴨(かも)の水掻(みずか)き
《気楽そうに浮かんでいる鴨も、水面下では水かきを絶えず動かしているところから》人知れない苦労があることのたとえ。
かよい‐つ・める【通い詰める】
[動マ下一][文]かよひつ・む[マ下二]同じ所へ絶えず通っていく。しょっちゅう通う。「図書館に—・める」
かんけい‐がく【関係学】
ドイツの社会学者ウィーゼの理論で、社会学の対象を絶えず生起する社会関係に限定しようとする主張。ジンメルなどと共に形式社会学に属する。