ふさ‐なり【総生り】
果実などが、房状にみのること。すずなり。
ふさ・ぬ【総ぬ】
[動ナ下二]たばねる。また、総合する。「花橘(はなたちばな)を八房—・ねて」〈梁塵秘抄・二〉
ふさ‐の‐くに【総国】
上総(かずさ)・下総(しもうさ)・安房(あわ)を含む古代の国名。大化の改新後、上総・下総の両国に分かれ、さらに、上総から安房を分離。
ふさ‐ふさ【房房/総総】
[副](スル)たくさん集まって垂れ下がっているさま。「—(と)した髪」
ふさ‐やか【総やか】
[形動ナリ]ふさふさと豊かなさま。たっぷりとしているさま。「髪はいと—にて、長くはあらねど」〈源・空蝉〉
ふさ‐ようじ【房楊枝/総楊枝】
柳や竹の一端をくだいて房のようにした楊枝。打ち楊枝。