ろう‐でん【漏電】
[名](スル)配電の不備や電線の絶縁不良により、電流が回路以外にもれて流れること。
ろう‐わ【漏話】
電話で通話中、他の回線の通話がもれること。また、複数の回線を束ねた通信ケーブルなどで、ある回線で伝送される信号が他の回線にもれること。→クロストーク1
ロカイユ【(フランス)rocaille】
《小石・砂利の意》 1 ルネサンス期を中心に、庭園に造られた人工の洞窟(どうくつ)。 2 岩・貝などをかたどった曲線状の装飾文様。ロココ美術の基本的要素の一。
ろく‐さがり【六下り】
三味線の調弦法の一。本調子の第3弦を三下りよりさらに短3度下げた特殊な調弦。三メリ。三三下り。
ろくだん【六段】
箏曲(そうきょく)。八橋検校(やつはしけんぎょう)作曲。52小節からなる段を六段集めた純器楽曲。のちに替手(かえで)のほか、三味線や尺八の曲にも編曲され、それらと合奏することもある。六段の調(し...
ロココ【(フランス)rococo】
18世紀、ルイ15世時代のフランスを中心に欧州で流行した美術様式。バロックに次ぎ新古典主義に先立つもので、室内装飾から建築・絵画・工芸・彫刻に及ぶ。S字状曲線や、異国趣味による優美さ・軽快さ・繊...
ロゴスキー‐コイル【Rogowskii coil】
環状の絶縁体の芯の周囲に導線を巻きつけた環状のコイル。大きな電流を測定できるため落雷の研究などにも使われる。
ロシター‐こうか【ロシター効果】
食変光星の伴星や系外惑星が公転により主星を横切る際、スペクトルが変化する現象。主星が自転している場合、視線方向への光はドップラー効果によってスペクトルが偏移しているが、伴星や惑星が恒星面の辺縁を...
ロション‐プリズム【Rochon prism】
複屈折を利用した偏光プリズム。二つの方解石を結晶軸が直交するように貼り合わせたもの。入射光を直交する二つの偏光に分離し、異常光線は直進し、常光線はある角度をもって射出する。紫外線領域まで使用可能...
ロジウムてつ‐おんどけい【ロジウム鉄温度計】
鉄にロジウムを加えた抵抗線を用いた温度計。温度が上がると抵抗線の電気抵抗が一定の割合で増加する性質を利用した抵抗温度計の一。測定範囲は0.65ケルビンから500ケルビン程度。超伝導をはじめとする...