いた‐じめ【板締（め）】
染色法の一。文様を彫った薄板2枚の間に縮緬(ちりめん)その他の絹織物を挟んで固く締め、文様を白く染め抜いたもの。纐纈(こうけち)・夾纈(きょうけち)の類。いたじめしぼり。
おび‐じめ【帯締（め）】
女帯を結んだとき、解けないように帯の上から締める丸ぐけ・組紐など。お太鼓の内側を通して前面で結ぶ。組紐の両端につけた金具で留めるものはふつう帯留めという。
きん‐てい【緊締】
［名］(スル)きつく締めること。「コンテナの—装置」
けっ‐てい【結締】
しっかりと結びつけること。
てい【締】
［常用漢字］ ［音］テイ（漢） ［訓］しまる しめる 締めくくって一つにまとめる。約束などを結ぶ。「締結・締約」
なま‐じめ【生締】
歌舞伎の鬘(かつら)の一種で、髷(まげ)を油で棒状に固めたもの。石切梶原や佐々木盛綱・熊谷直実など時代物の分別ある武士の役に用いることが多いので、これらの役柄をもさす。
