えん‐てん【宛転】
[ト・タル][文][形動タリ]《「えんでん」とも》 1 言葉・声などがよどみなく、なめらかに発せられるさま。「—と何かしゃべり出した」〈芥川・湖南の扇〉 2 緩やかな曲線を描くさま。特に、眉がゆ...
エンデミック【endemic】
医療・公衆衛生で、ある感染症が、一定の地域に一定の罹患率で、または一定の季節に繰り返し発生すること。エピデミックよりも狭い範囲で比較的緩やかに広がり、予測の範囲を超えないものをいう。特定の地域に...
エー‐ディー‐エフ【ADF】
《Asian Development Fund》アジア開発基金。特に所得の低いアジアの開発途上国向けに極めて緩やかな条件で貸付を行うための低利借款資金。1973年に開かれたアジア開発銀行の総会で...
おいわけ‐ぶし【追分節】
民謡の一。中山道と北国街道の分岐点であった信州追分の宿(長野県軽井沢町)の飯盛り女たちが、碓水(うすい)峠を往来する馬子(まご)のうたう馬子唄に三味線の手をつけたものが馬方三下がりまたは追分節(...
お‐だや・む【小弛む】
[動マ四]少し緩やかになる。雨などが小降りになる。「神鳴(かみなり)も落ち方知れずをさまり、雨も—・みて」〈浮・武家義理・六〉
オリーブのき‐ほうしき【オリーブの木方式】
《「オリーブの木構想」とも》複数の政党が緩やかな連合体を形成すること。「オリーブの木」は1995年から2007年までイタリアに存在した政党連合。中道右派連合政権に対抗するため、経済学者ロマーノ=...
おんな‐ざか【女坂】
高所にある神社・仏閣などに通じる2本の坂道のうち、傾斜の緩やかなほうの坂。→男坂 [補説]書名別項。→女坂
かいしょく‐だい【海食台】
海食崖(かいしょくがい)の下のほうに、海食によって生じた緩やかな斜面。波食台とほぼ連続し、常に海面下にある。波食台も含めていうことも多い。
かい‐ぼう【海膨】
大洋底から緩やかに盛り上がって長く連なる幅広い海底の高まり。北西太平洋海膨・東太平洋海膨など。
かん【寛】
[形動][文][ナリ]扱いが緩やかなさま。「—に過ぎる処置」