えん‐ばしら【縁柱】
縁側の外側にある柱。縁先に立って縁桁(えんげた)を支える柱。
えん‐ばな【縁端】
縁側のはし。縁先。「しばらく—に立って、庭を眺めていたが」〈漱石・それから〉
おち‐えん【落(ち)縁】
一段低く設けた縁側。普通は雨戸より外のぬれ縁をいう。
くつ‐ぬぎ【沓脱ぎ/靴脱ぎ】
1 玄関や縁側の上がり口の、履物を脱ぐ所。 2 「沓脱ぎ石」の略。
くつぬぎ‐いし【沓脱ぎ石/靴脱ぎ石】
縁側や式台などの前に置き、履物を脱いでそこに置いたり、踏み台にしたりする石。くつぬぎ。
くも‐しょうじ【雲障子】
縁側や雨戸の上などの欄間(らんま)に作りつける横長の障子。
くれ‐えん【榑縁】
細長い板を敷居と平行に並べて張った縁側。→切り目縁
けた‐えん【桁縁】
縁側のふち。縁側。
こ‐えん【小縁】
幅のせまい縁側。「—に立ち出で遠見して居られし所に」〈浄・念仏往生記〉
さや‐の‐ま【鞘の間】
本堂と鞘堂の間の通路のようになっている所。また、書院造りの畳敷きの縁側。