えん‐だん【縁談】
候補者を挙げてする結婚や婿養子縁組みの話。
えんつけ‐きんぱく【縁付(け)金箔】
伝統的な技法によって作られる金箔。箔打ちに手漉(す)きの和紙を用い、延べ金を一枚ずつ方形に裁断する。仕上がりの寸法が、金箔の間に挟む箔合紙(はくあいし)よりも一回り小さく、縁(ふち)があるように...
えん‐つづき【縁続き】
1 親類関係にあること。親戚。縁者続き。「彼とは遠い—にあたる」 2 部屋などが縁側でつながっていること。
えん‐づか【縁束/縁柄】
縁框(えんがまち)を支えるため、その下に立てる短い柱。
えん‐づ・く【縁付く】
[動カ五(四)]嫁に行く。とつぐ。また、婿入りする。「次女は去年—・いた」 [動カ下二]「えんづける」の文語形。
えん‐づ・ける【縁付ける】
[動カ下一][文]えんづ・く[カ下二]嫁にやる。とつがせる。また、婿入りさせる。「娘をさる商家に—・けるとて」〈二葉亭・浮雲〉
縁(えん)と浮(う)き世(よ)は末(すえ)を待(ま)て
良縁と好機とはあせってもだめで、自然に訪れるのを待つべきである。
えん‐どお・い【縁遠い】
[形][文]えんどほ・し[ク] 1 きわめて関係が薄い。「庶民に—・い店」 2 よい結婚相手になかなかめぐり会えない。「—・い人」
縁(えん)なき衆生(しゅじょう)は度(ど)し難(がた)し
仏縁のない者は、すべてに慈悲を垂れる仏でも救えない。転じて、人の忠告を聞こうともしない者は救いようがない。
えん‐なげし【縁長押】
「切り目長押(なげし)」に同じ。