ひのはてから【日の果てから】
大城立裕の小説。平成5年(1993)刊。太平洋戦争末期の沖縄戦が主題。同年、第21回平林たい子文学賞受賞。
ひ‐ばさみ【火挟み】
火縄銃の部品の一。火縄を保持するとともに、引き金と連動して、その火を火皿につけるための装置。
ひ‐ぶた【火蓋】
1 火縄銃の火皿の火口をおおうふた。 2 土蔵の窓に設けた金属製の防火扉。「窓にはあかかねの—」〈浮・桜陰比事・二〉
ひめゆり‐の‐とう【ひめゆりの塔】
沖縄県糸満(いとまん)市にある慰霊塔。第二次大戦末期の沖縄戦で、看護隊として動員され戦死した沖縄師範女子部と沖縄県立第一高等女学校の生徒・職員を合祀する。→ひめゆり部隊 石野径一郎の小説。昭...
ひめゆり‐ぶたい【ひめゆり部隊】
第二次大戦末期の昭和20年(1945)、米軍との沖縄戦で従軍看護要員として動員され、戦死した沖縄師範女子部と沖縄県立第一高等女学校の生徒・職員のこと。両校の校章が白ゆりで、第一高等女学校の校友雑...
ひょう【標】
[音]ヒョウ(ヘウ)(呉)(漢) [訓]しるし しるす [学習漢字]4年 1 目じるし。目あて。「標識・標準・標的・標本/指標・商標・道標(どうひょう)・浮標・墓標・目標・門標」 2 目立つよう...
ひらら【平良】
沖縄県、宮古島にあった市。平成17年(2005)10月、城辺(ぐすくべ)町・下地町・上野村・伊良部町と合併し宮古島市となる。→宮古島
ひろ【尋】
日本の慣習的な長さの単位。両手を左右に伸ばしたときの、指先から指先までの長さを基準にし、1尋は5尺すなわち約1.515メートル、ないし6尺すなわち約1.816メートル。縄・釣り糸の長さや水深に用...
ひろしま‐ノート【ヒロシマ・ノート】
大江健三郎によるルポルタージュ。昭和40年(1965)刊行。著者自身が広島を訪れて取材した原水爆禁止運動や被爆者の暮らし、治療にあたる医師たちの姿を描く。姉妹的作品として昭和45年(1970)刊...
ひ‐わだ【檜皮】
1 杉・檜(ひのき)などの樹皮。屋根に葺(ふ)き、腰壁に用い、また槙皮(まいはだ)とともに火縄の原料とした。 2 「檜皮葺(ひわだぶ)き」の略。 3 襲(かさね)の色目の名。表は黒みがかった蘇芳...