しばり‐ぬき【縛り貫】
床(ゆか)の束下(つかした)などをつなぐのに用いる貫。
しば・る【縛る】
[動ラ五(四)] 1 縄やひもなどを巻きつけ、一つにまとめて結ぶ。また、動きが取れないようにひもや縄などで巻きつける。結わえる。くくる。「古新聞をひもで—・る」「後ろ手に—・る」 2 自由にでき...
はくた‐おう【白沢王/縛多王】
清涼殿鬼の間の壁に描かれていた人物。古代インド波羅奈国(はらなこく)の王で、鬼を捕らえた剛勇の武将と伝えられる。
ばく【縛】
1 しばること。また、しばられること。「—を解く」 2 仏語。人間を束縛するもの。煩悩のこと。
ばく【縛】
[常用漢字] [音]バク(呉) [訓]しばる いましめる なわでしばる。自由を奪う。「緊縛・繋縛(けばく・けいばく)・呪縛(じゅばく)・就縛・束縛・捕縛・自縄自縛」
ばく・する【縛する】
[動サ変][文]ばく・す[サ変] 1 しばる。捕縛する。「手足を—・する」 2 自由を制約する。束縛する。「かの陋習(ろうしゅう)に—・せられて」〈漱石・吾輩は猫である〉
ばく‐たい【縛帯】
傷口などを縛る細い布。包帯。
縛(ばく)に就(つ)・く
罪人として縛られる。「二人の悪徒を探偵すれども未だ—・かず」〈織田訳・花柳春話〉
ばく‐の‐なわ【縛の縄】
不動明王などが左手に持つ羂索(けんさく)。右手の利剣とともに煩悩(ぼんのう)を断つ姿を表すもの。
ばさら【伐折羅/跋折羅/縛日羅】
《(梵)vajraの音写。「ばざら」とも》仏語。金剛の意。金剛石、または金剛杵(しょ)。