ぬいもの‐し【縫(い)物師】
裁縫や刺繍(ししゅう)を職業とする人。
ぬい‐もよう【縫(い)模様】
刺繍(ししゅう)をして表した模様。
ぬい‐もん【縫(い)紋】
刺繍(ししゅう)をして表した紋。染め抜き紋よりは略式。絓(すが)縫い・絞(しぼ)り縫いなどがある。
ぬ・う【縫う】
[動ワ五(ハ四)] 1 糸を通した針を布地などの裏表に交互に刺して進める。また、そのようにして布地などをつなぎ合わせたり、衣服などを作ったりする。「裾のほつれを—・う」「カーテンを—・う」 2 ...
ぬわ・る【縫はる】
[動ラ下二]周りのものにまぎれるように隠れる。「とある畔(くろ)のかげに—・れ伏し」〈太平記・九〉
ほう【縫】
[常用漢字] [音]ホウ(漢) [訓]ぬう 1 ぬう。「縫合・縫製/裁縫・弥縫(びほう)」 2 縫い目。「天衣無縫」 [名のり]ぬい
ほう‐えき【縫腋】
1 衣服の両わきの下を縫い合わせておくこと。また、そのもの。⇔闕腋(けってき)。 2 「縫腋の袍(ほう)」の略。
ほうえき‐の‐ほう【縫腋の袍】
両わきの下を縫い合わせて裾に襴(らん)をつけた袍。天皇・文官および四位以上の武官が着用した。闕腋(けってき)の袍に対していう。まつわしのうえのきぬ。縫腋。
まとわし‐の‐うえのきぬ【縫腋の袍】
⇒ほうえき(縫腋)のほう(袍)
ほうこう‐きん【縫工筋】
大腿(だいたい)前部にある細長い伸筋。骨盤の上部から起こり、斜めに内側に下り、脛骨(けいこつ)につく。両脚を組むときに働き、学名では服の仕立て屋の筋を意味し、縫匠筋(ほうしょうきん)ともいう。