[動ワ五(ハ四)]

  1. 糸を通した針を布地などの裏表に交互に刺して進める。また、そのようにして布地などをつなぎ合わせたり、衣服などを作ったりする。「裾のほつれを―・う」「カーテンを―・う」

  1. (「繍う」とも書く)刺繍 (ししゅう) をする。縫い取りをする。

    1. 「地獄絵を―・うた襠 (うちかけ) の裳を」〈芥川・きりしとほろ上人伝〉

  1. 傷口を針と糸でとじ合わせる。縫合する。「五針も―・う怪我 (けが) 」

  1. 槍や矢などが刺し貫く。

    1. 「白犬が一頭、たかうすびょうの矢に腹を―・われて」〈芥川・偸盗〉

  1. 事物や人々の狭い間を抜けて進む。「雑踏を―・って進む」「間隙を―・う」

[可能]ぬえる

出典:青空文庫