はん‐えい【繁栄】
[名](スル)豊かにさかえること。さかえて発展すること。「社会の—」「子孫が—する」
はん‐えん【繁衍/蕃衍】
しげりはびこること。ふえひろがること。「子孫は何に由て生ぜんや、況んや其—に於てをや」〈津田真道・明六雑誌三四〉
はん‐か【繁華】
[名・形動]人が多く集まり、にぎわっていること。また、そのさま。「—な通り」「—街」
はんか‐がい【繁華街】
商店などが建ち並び、多くの人でにぎわっている地域。→銀座
はん‐かん【繁簡】
繁雑と簡略。事細かいことと大まかなこと。「—よろしきを得ない文章」
はん‐かん【繁閑】
忙しいことと暇なこと。「部署によって—の差がある」
はん‐げき【繁劇】
[名・形動]きわめて忙しいこと。また、そのさま。繁忙。「最も近い—な表通りへ早く出ようとして」〈三重吉・小鳥の巣〉
はん‐ざつ【繁雑】
[名・形動]なすべきことなどが多すぎて、ごたごたしていること。また、そのさま。「—な仕事」 [派生]はんざつさ[名]
はん‐しょく【繁殖/蕃殖】
[名](スル)動物や植物が生まれてふえること。生殖により個体数がふえて再生産が行われること。「細菌が—する」
はんしょく‐う【繁殖羽】
鳥類で、つがいを形成する時期または繁殖期の羽。色・模様の派手なものが多い。一般に雄にみられ、雌への性的アピールの役割をもつ。生殖羽。夏羽(なつばね)。