だいみょう‐じま【大名縞/大明縞】
細かい縦縞。また、その織物。ふつう、縞糸1本に対して地糸3〜4本。大名筋。
だっそ‐ちりめん【だっそ縮緬】
江戸時代、縦糸に木綿糸、横糸に絹糸を使った、縮緬のような織物。
ダッフル【duffel/duffle】
《原産地であるベルギーの都市名から》 1 けばの立った厚手で粗織りの毛織物。毛布やコート地に用いる。 2 「ダッフルコート」の略。
ダブル‐はば【ダブル幅】
シングル幅の2倍の織物。ふつう、1.42メートル、または1.37メートル幅のもの。→シングル幅
ダマスカス【Damascus】
シリア‐アラブ共和国の首都。シリア砂漠西端のオアシス都市で、古代から東西交通の要地。絹織物・金銀細工など伝統的な手工業が営まれる。現存する世界最古の都市の一で、661年〜750年にはイスラム帝国...
ダマスク【damask】
《シリアのダマスカスで発達したところから》斜文織りまたは繻子(しゅす)の地に色糸・金銀糸などで模様を織り出した緞子(どんす)風絹織物。家具・テーブルクロスなど室内装飾用。
ダラム【Durham】
英国イングランド北部、ダラム州の都市。同州の州都。10世紀末、聖カスバートの遺品安置のため創設された教会に起源する。産業革命以降、炭鉱地帯の中心地として発展。鉱物資源にも恵まれ、鉱工業が盛ん。...
だん‐おり【段織(り)】
横糸に色・太さ・材質などの異なる糸をまぜて織り、高低や色合いなどを横方向に段状に表した織物。
だんだら‐じま【段だら縞】
だんだら筋の織物。「—の帯」
だん‐つう【段通/緞通】
《中国語「毯子(タンツ)」から》屋内敷物用織物のうち、手織りの高級品の称。地糸に麻糸や綿糸を使い、羊毛などの毛を結びつけて立毛にし、さらに各種の色糸を織り込んで模様を表したもの。古くはペルシア(...