りん‐ず【綸子/綾子】
《「りん(綾)」「ず(子)」は唐音》滑らかで光沢がある絹織物。後練りの繻子(しゅす)織りの一種で、紋織りと無地とがある。染め生地として使用。
リンネル【(フランス)linière】
亜麻の繊維を用いた織物。強くて光沢がある。夏の衣料のほか、ハンカチーフ・テーブルクロスなどに使用。リネン。
リーズ【Leeds】
英国ヨークシャー地方西部の工業都市。毛織物、特に既製服の製造や、機械工業が盛ん。人口、行政区71万(1991)。
リール【Lille】
フランス北部、オー‐ド‐フランス地方の地方政府所在地。ベルギーとの国境近くにあり、北隣のルーベなどと大都市圏・工業地域をなす。古くから毛織物生産が行われ、現在は金属工業などが盛ん。
ルッカ【Lucca】
イタリア中部、トスカーナ州の都市。セルキオ川左岸に位置する。中世、ルネサンス期に毛織物、絹織物の生産で栄えた。旧市街は16世紀から17世紀にかけて建てられた周囲4キロメートルの城壁に囲まれており...
ルンツェ【Lhuntse】
ブータン北東部、ルンツェ県の町。同県の県庁所在地。ヒマラヤ山脈東部の南麓、クリ川が刻む谷間に位置する。集落を見下ろす山腹に17世紀建造の城ルンツェゾンが建つ。織物などの工芸品が有名。
ルーセラーレ【Roeselare】
ベルギー北西部、西フランドル州の都市。フランス語名ルーレル。中世から近代にかけて織物業で栄えた。レイエ川と運河で結ばれる。第一次大戦の激戦地。18世紀建造のロココ様式の市庁舎と鐘楼があり、199...
ルーフェン【Leuven】
ベルギー中部、フラームスブラバント州の都市。同州の州都。中世に毛織物産業で発展。1425年創立のルーフェンカトリック大学、15世紀に建てられた市庁舎、世界遺産に登録された聖ペテロ教会や大ベギン修...
ルーム【loom】
織機。機(はた)。織物を織る道具。
ルールモント【Roermond】
オランダ南部、リンブルフ州の都市。マース川とルール川の合流点に位置する。14世紀にハンザ同盟に加わり、毛織物取引の中心地として発展。13世紀建造の後期ロマネスク様式のムンステル教会や15世紀のゴ...