たまむし‐おり【玉虫織(り)】
縦糸・横糸に異なる色糸を用いて緻密(ちみつ)に織り、光線の反射によってタマムシの羽のように色の変化がある織物。裏地・レインコート地などに使う。
だん‐おり【段織(り)】
横糸に色・太さ・材質などの異なる糸をまぜて織り、高低や色合いなどを横方向に段状に表した織物。
ちか‐そしき【地下組織】
地下活動を行うための非合法の組織。
ちぢみ‐おり【縮織(り)】
撚(よ)りの強い横糸を用い、織り上げたのちに温湯でもんでちぢませ、布面全体にしぼを表した織物。明石産や越後産のものが有名。多くは夏着に用いる。ちぢみ。
ちぢら‐おり【千千良織(り)】
⇒縬織(しじらお)り
ちゃ‐ばおり【茶羽織】
婦人用の丈の短い羽織。襠(まち)がつかず、共布のひもをつける。半反で作れるので半反羽織ともいう。もと、茶人が用いた。
ちょすい‐そしき【貯水組織】
植物の貯蔵組織の一種で、水分をたくわえる柔組織。乾燥地に生育するものの葉や茎に多く、ムラサキオモト・リュウゼツランなどにみられる。
ちょぞう‐そしき【貯蔵組織】
植物で、貯蔵物質を多量に蓄える柔細胞が集合してできた組織。塊根・塊茎・胚乳(はいにゅう)などで発達。動物では脂肪組織。
つうき‐そしき【通気組織】
植物の細胞間隙が連続して網状または管状となっているもの。水蒸気や空気の流通を行う。
つうどう‐そしき【通導組織/通道組織】
維管束植物で、水分・養分などの通路となる組織。道管・仮道管・篩管(しかん)のこと。