ふうつう‐おり【風通織(り)】
二重織りの一種。表裏に異色の糸を用い、文様の所で糸を交換して色の異なる同じ文様が表裏に織り出されたもの。
ふくろ‐おり【袋織(り)】
二重織りの一。耳の部分以外は表裏を密着させず、筒状に織る織り方。また、その織物。帯地・コート地・袋物地などに使われる。
ふしいと‐おり【節糸織(り)】
節糸で織った平織りの絹織物。節織り。
ふし‐おり【節織(り)】
⇒節糸織り
ふたこ‐おり【双子織(り)】
双糸(双子糸)を用いて平織りにした綿織物。双糸(そうし)織り。
ふと‐おり【太織(り)/絁】
玉糸や熨斗糸(のしいと)で織った平織りの絹織物。太絹(ふとぎぬ)。ふとり。
ふゆ‐ばおり【冬羽織】
冬に着る、袷(あわせ)や綿入れなどに仕立てた防寒用の羽織。《季 冬》「うれしさや着たり脱いだり—/鬼城」
フロント‐そしき【フロント組織】
1 非合法組織などが自らの関与を隠しながら公然と活動するために設ける組織。偽装組織。 2 企業などの組織において顧客と直接かかわる事業部門。
ぶっさき‐ばおり【打裂羽織】
武士が乗馬や旅行などに用いた羽織。背縫いの下半分が割れ、帯刀に便利。背裂(せさき)羽織。背割(せわり)羽織。割(さき)羽織。引裂(ひっさき)羽織。
ぶんちんがた‐そしき【文鎮形組織】
最高管理者以外は全員が同等の立場にある組織。組織図にしたとき、平らで持ち手が一つだけある文鎮の形に似るところからの名。従来多かった、複数の階層からなるピラミッド形組織に対していう。