かかり‐ば【繋かり場/掛かり場】
船をつなぎとめる所。船が停泊する場所。かかりどころ。〈日葡〉
かき‐がね【掛き金/繋き金】
「掛け金(がね)」に同じ。「二足三足庭下駄が鳴ると、すぐもうくぐりの—がはずされた」〈里見弴・多情仏心〉
かけ‐づめ【懸(け)爪/繋け爪】
1 鶏や雉(きじ)の蹴爪(けづめ)。 2 琴を弾くときに指にはめる爪。琴爪。
けい【繋】
[人名用漢字] [音]ケイ(漢) [訓]つなぐ かける つながる かかる 1 ひもなどでつなぐ。「繋船・繋縛・繋留」 2 つながる。つながり。「繋属/連繋」 3 結びつける。「繋辞」 [補説]人...
けい‐が【繋駕】
1 乗り物に馬をつなぐこと。 2 競馬で、二輪車に人が一人乗り、それを馬に引かせて走る競走。日本では禁止されている。「—競走」
けい‐がん【繋岸】
船を岸壁につなぎとめること。
けい‐さく【繋索】
物をつなぎとめること。また、つなぎとめるための綱。
けい‐しゅう【繋囚】
捕らえて、牢獄につなぐこと。また、牢獄につながれた人。
けい‐じ【繋辞】
《copula》論理学で、命題の主辞と賓辞とをつなぎ、両者の関係を言い表す言語的表現。「鯨は哺乳類である」の「である」の類。連語。連辞。
けいじでん【繋辞伝】
「易経」の一篇。十翼の一。著者・成立年未詳。周易の卦(け)の解説書で、孔子の著と伝えられるが疑わしい。