ふじょう‐もん【不浄門】
江戸時代、武家屋敷などで、死者・罪人や下肥(しもごえ)などを運び出すために裏手に設けたくぐり門。いみもん。
ふじょう‐やくにん【不浄役人】
罪人の捕縛・断罪などに当たる役人。また、その役人をののしっていう語。
ふじん‐ほどういん【婦人補導院】
売春防止法違反の罪を犯して補導処分を受けた満20歳以上の女子を収容し、社会生活に適応させるために必要な生活指導や職業補導、更生の妨げとなる心身の障害に対する医療を行い、社会に復帰させることを目的...
ふすま‐の‐せんじ【衾の宣旨】
罪人を捕らえさせるときに下された宣旨。主に僧侶の犯罪に関するもの。
ふせいでんじてききろくカードしょじ‐ざい【不正電磁的記録カード所持罪】
不正に作られたクレジットカードやキャッシュカードなどを所持する罪。刑法第163条の3が禁じ、5年以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられる。
ふ‐そうち【不送致】
事件に関する書類や容疑者を検察官や家庭裁判所に送致せず、警察署内のみで処理すること。罪状が極めて軽微な場合などに適用される。
ふそうち‐よざい【不送致余罪】
警察が容疑者の余罪を捜査する際に、一定の条件を満たせば、事件に関する資料を検察官に送致しなくても、検挙したものとして処理すること。捜査の効率化を目的として導入された。
ふたいきょ‐ざい【不退去罪】
他人の住居や他人が管理・支配する家屋・建造物・艦船から退去するよう要求されたにもかかわらず、正当な理由なく退去しない罪。刑法第130条後段が禁じ、3年以下の懲役または10万円以下の罰金に処せられ...
ふたい‐しそ【付帯私訴】
犯罪によって被害を受けた者が加害者に対し、公訴に付帯して請求する損害賠償の訴え。旧刑事訴訟法で認められていたが、昭和23年(1948)廃止。
ふっ‐かつ【復活】
[名](スル) 1 死んだものが生き返ること。よみがえること。蘇生(そせい)。 2 いったん廃止したものなどを再びもとの状態に戻すこと。また、消失したものが、再びもとの状態に戻ること。「旧制度が...