おき【置き】
[名] 1 置くこと。やめること。→置きにする 2 「置き唄」の略。 3 「置き浄瑠璃」の略。 [接尾]時間・距離・数量などを表す語に付いて、それだけの間隔をおく意を表す。「一週間—」「二メ...
おき‐あま・る【置き余る】
[動ラ四]露・霜などが、置き所もないほどにたくさんおりる。「秋の野らは—・る露に埋(うづ)もれて」〈徒然・四四〉
おき‐あみ【置(き)網】
網を水中に張っておき、魚のかかるのを待つ漁法。また、その網。待ち網。
おき‐あわせ【置(き)合(わ)せ】
取り合わせること。また、その対象。特に、茶道などで、道具を調和よく配置すること。
おき‐いけ【置(き)生け】
生け花で、下に置いた花器に花を挿す形式。畳床(たたみどこ)には薄板を敷き、板床にはじかに置く。
おき‐いし【置(き)石】
1 趣を添えるために庭園などに置かれる石。 2 囲碁で、弱いほうが前もって二子(にし)以上の石を置くこと。また、その石。 3 鉄道のレールの上に置いた石。線路上に石を置くこと。「—事件」
おき‐いち【置(き)位置】
置いておく場所。置く場所。置き場。「灯籠の—を決める」
おき‐うた【置(き)唄】
長唄の舞踊曲で、踊り手が登場する前に歌われる、序奏的な部分。おき。
おき‐かえ【置(き)換え/置(き)替え】
1 おきかえること。置換(ちかん)。 2 《「おきがえ」とも》買い手が売り手に保証金を預けておき、必要に応じて品物を取り寄せ、代金の過不足は決算期に精算する取引方法。「—の約束も、年々かさみて」...
おき‐か・える【置(き)換える/置(き)替える】
[動ア下一][文]おきか・ふ[ハ下二] 1 物をどかして他の物をそのあとに置く。「床の間の置物を生け花に—・える」「ここはもう少し的確な表現に—・えたい」 2 置き場所を他にかえる。「机を窓際に...