えん‐れい【婉麗】
[名・形動]しとやかで美しいこと。また、そのさま。「—な微笑」
えん‐れい【艶麗】
[名・形動] 1 容姿があでやかで美しいこと。また、そのさま。「—な女優」 2 文章・音楽・絵画などの表現がはなやかで美しいこと。また、そのさま。「文章の—は評判の男なりしが」〈一葉・暁月夜〉
おうぎ‐ながし【扇流し】
1 金や銀の美しい扇を川に流して興じる遊び。室町時代、大堰(おおい)川で行われたものに始まるという。 2 扇が水に流れていくさまを図案化した模様。
おうごん‐ひ【黄金比】
線分を一点で分けるとき、長い部分と短い部分との比が、全体と長い部分との比に等しいような比率。1対1.618をいう。古代ギリシャでの発見以来、人間にとって最も安定し、美しい比率とされ、美術的要素の...
おう‐しん【桜唇】
美人の唇の小さく美しいさまを桜にたとえていう語。
おう‐ぜつ【鶯舌】
鶯(うぐいす)の声。また、美しい声のこと。「記者諸君を、只だ三寸の—もて右に左に叩たき伏せ」〈木下尚江・火の柱〉
おうむ‐の‐さかずき【鸚鵡の杯】
鸚鵡貝・阿古屋(あこや)貝など真珠光沢のある美しい貝でつくった杯。曲水の宴などで用いられる。おうむはい。
おおなみ‐の‐いけ【大浪池】
鹿児島県北東部にある円形の火口湖。霧島(きりしま)火山群内にあり、山頂火口湖としてはわが国最大級のもの。面積0.4平方キロメートル、直径630メートル、水面高度1239メートル、最大深度11.6...
おおはし‐しずこ【大橋鎮子】
[1920〜2013]出版経営者。東京の生まれ。日本読書新聞勤務を経て、昭和21年(1946)花森安治らと衣裳研究所(後の「暮しの手帖社」)を設立。戦後、生活雑誌「美しい暮しの手帖」(後に「暮し...
おき‐つ‐たまも【沖つ玉藻】
沖の美しい藻。「靡(なび)く」の序詞として多く用いられる。「わたつみの—のなびき寝む」〈万・三〇七九〉