たがやさん【鉄刀木】
マメ科の高木。高さ約15メートル。葉は羽状複葉。花は黄色。材は黒色で堅く、板目の模様が美しい。インド・東南アジアに分布。細工用材。
たくみ【巧み/工/匠】
《動詞「巧む」の連用形から》 [名] 1 細工師・大工など、手先や道具を使って物を作る職人。工匠。「飛騨の—」 2 技巧や意匠。「—を凝らす」 3 美しいものを作りだすわざやはたらき。「霊妙不...
た‐さい【多彩】
[名・形動] 1 色の種類の多いこと。いろどりが多く美しいこと。また、そのさま。「—なネオンサイン」 2 変化や種類が多くにぎやかなこと。また、そのさま。「—な顔ぶれ」「—な行事」
たなご【鱮】
1 コイ科タナゴ亜科の淡水魚。全長約10センチ。体は細長く、一対の口ひげは短く、背部は暗褐色、他は銀白色。産卵期の雄は背部から腹部にかけ青緑色から淡桃色、黒色に変わる婚姻色を示す。関東・東北地方...
タバナン【Tabanan】
インドネシア南部、バリ島南部の町。同島最大の稲作地帯であり、美しい棚田が広がる。タナロット寺院、タマンアユン寺院、バトゥカウ寺院などがある。また、クビャール様式とよばれるバリ舞踊が盛ん。
たま‐ぎぬ【玉衣/珠衣】
玉を飾ったような美しい衣服。りっぱな衣服。たまごろも。「白妙の露の—上にきてからなでしこの花やねぬらん」〈夫木・九〉
たまぎぬ‐の【玉衣の】
[枕]美しい衣服のきぬずれの音から、その擬声語「さゐさゐ」にかかる。「—さゐさゐしづみ家の妹(いも)に」〈万・五〇三〉
たま‐しき【玉敷き】
玉を敷いたように美しいこと。また、その場所。「—の都のうちに棟を並べ」〈方丈記〉
たましき‐の‐にわ【玉敷きの庭】
宝石を敷きつめたように美しい庭。特に、御所の庭。「萩の戸の花も色そふ白露に千代の数みる—」〈新葉・秋上〉
玉(たま)敷(し)・く
玉を敷き並べる。また、玉を敷いたように美しいようすである。「—・ける清きなぎさを潮満てば飽かず我行く帰るさに見む」〈万・三七〇六〉