うるわしきひび【うるわしき日々】
小島信夫の長編小説。「読売新聞」に平成8年(1996)9月から平成9年(1997)4月まで「麗しき日日」の題で連載。同年、改題して出版。老作家と家族をめぐる私小説的作品。
うるわし‐だ・つ【麗しだつ】
[動タ四]礼儀正しく振る舞う。また、まじめぶる。「男の御さまは、—・ち給へる時よりも、打ち解けてものし給ふは、限りもなうきよげなり」〈源・夕霧〉
くわ・し【細し/美し】
[形シク]繊細で美しい。こまやかで美しい。「走り出の宜しき山の出で立ちの—・しき山ぞ」〈万・三三三一〉
くわし‐め【美し女/細し女】
美しい女。美人。「賢(さか)し女を有りと聞かして—を有りと聞こして」〈記・上・歌謡〉