かわ‐ます【河鱒】
サケ科の淡水魚。全長約50センチ。イワナに近縁。体は茶褐色に黄白色の斑点が散在。北アメリカ北東部の原産で、日本には明治34年(1901)から養殖のため輸入。一部では野生化している。美味。ブルック...
かん‐すずめ【寒雀】
寒中のスズメ。美味で滋養に富むという。《季 冬》「—大仏殿を栖(すま)ひなる/誓子」
かん‐だい【寒鯛】
1 冬にとれるタイ。マダイ・チダイ・キダイなど。やや深海におり、冬に最も美味とされる。《季 冬》「—の煮凍り箸に挟みけり/石鼎」 2 コブダイの別名。 3 イラの別名。
かん‐ぶな【寒鮒】
寒中にとれるフナ。脂がのって美味。《季 冬》「—の一夜の生に水にごる/信子」
かん‐ぶり【寒鰤】
寒のころにとれるブリ。特に脂がのって美味。《季 冬》
かん‐ろ【甘露】
[名] 1 中国古来の伝説で、天子が仁政を施すと、天が感じて降らすという甘い露。 2 《(梵)amṛtaの訳。不死・天酒の意》天上の神々の飲む、忉利天(とうりてん)にある甘い霊液。不死を得ると...
きじ‐はた【雉羽太】
ハタ科の海水魚。岩礁にすみ、全長約40センチ。体色は紫褐色の地に橙(だいだい)色の円点が多数散在する。本州中部以南に分布。美味。あこう。あこ。
き‐だい【黄鯛】
タイ科の海水魚。全長約35センチ。マダイに似るが、やや体高が高く黄赤色。本州中部以南、特に東シナ海に多い。美味。れんこだい。
きんこん‐づけ【金婚漬(け)】
ウリの芯をくりぬき、ダイコンやニンジン・ゴボウ・シソなどを昆布で巻いて詰め込み、味噌やもろみに漬けた食品。古くなるほど美味という。岩手県花巻地方の名産。
ギアラ
牛の第四胃。歯ごたえがあり脂肪もよくのっていて、焼き肉にして美味。赤センマイ。→ミノ →蜂の巣4 →センマイ [補説]「guarantee」からとするものもあるが、語源未詳。